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オーストラリアの食肉安全性制度。

  
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口蹄疫(FMD)

口蹄疫は蹄の割れた動物(牛、羊、ヤギ、豚、鹿、水牛など)に起こる病気です。症状には、発熱、多量の流涎、そしてその名の示すように、口と蹄に水疱などが現れます。この水疱が最終的に破裂し潰瘍や腐食となり、食欲不振や跛行に繋がります。感染獣は食肉やミルクの生産用には使用できなくなり、家畜の生産性が失われます。ほとんどの場合、口蹄疫は致命症ではありませんが感染性の高い病気です。感染例の見られた国にとって、それは事実上主な貿易相手国への肉製品の輸出禁止を意味し、大きな打撃となります。オーストラリアは、厳しい検疫体制と地理的に隔離されていることから、口蹄疫とは無縁の状態を維持しています。

 

口蹄疫には食品安全上の問題はなく、感染獣の肉を食べても人体に影響はありません。

 

口蹄疫は、感染獣、感染獣由来の製品、汚染食品などから他の動物に感染することがあります。また空気、乗り物、人間の移動などによっても広がることがあります。ウィルスは対象物上で1012週間、被感染動物の中で1年以上も生き続けることが出来ます。回復期間は通常23週間ですが、一度感染した家畜は従来の生産性にまで回復することはありません。従って、感染獣をと殺または隔離しなければ、経済的損失は続くことになります。

 

口蹄疫のない状態を維持するための対応

1872年の小規模発生を収束して以来、オーストラリアで口蹄疫が確認されていない理由として、オーストラリアが他国から地理的に離れているということがあげられます。 もっと見る