|  当サイトについて   |  お問い合わせ   |  リンク集   |  ニュース
    
  
オーストラリアの食肉安全性制度。

  
 ホーム » 食肉安全 » 加工 » 全国残留検査
全国残留検査

全国残留検査  は、業界に代わってオーストラリア政府が実施しているプログラムで、農作物及び食肉生産用の家畜に対して農薬やその他の獣医薬品または環境・産業的汚染を検査するものです。試験は100以上もの異なる物質を対象に、過去40年に亘って行われています。(詳細を読む)

残留検査に参加することは、食肉・食肉製品の衛生的生産と輸送に関するオーストラリア規格(AS) に適合するための条件であり、また食用家畜のと畜ライセンスを得るためにも必須となっています。

従来の家畜生産システムは、幅広い種類の農薬および獣医薬品が正しく使用されているということに依存していました。現在の分析技術を使えば、極めて少ない残留も検知することが可能です。つまり、あらゆる農産品やすべての自然環境から非常に低レベルの化学物質が検知されるようになるのです。

このような状況の下では、問題は残留の検知そのものではなく、人体への危害を考慮して貿易上使用禁止となっている薬物や濃度の上限が設定されている薬物が検知された場合です。人間の健康への影響はもっとも重要視される点ではありますが、実際、貿易上の基準は人体に影響を与えるレベルよりはるかに低く設定されていますので、残留検知が問題になることは非常に稀です。

1995年にウルグアイラウンド多国間貿易交渉の合意を受けて施行されたWTOの衛生植物検疫措置の適用に関する(SPS)協定は、人間、動物、植物の健全性を保護するために加盟国が実施する科学的原理に基づいた措置を提示しています。また、このWTO・SPS協定は、このような措置が出来る限り国際基準に準じるよう求めており、残留農薬に適用される国際基準はコーデックス委員会が設定したものです。こういった国際基準を超えるレベルの保護措置をとる場合には、それらが科学的根拠に基づいていなければならず、貿易上の制限となってはなりません。

このような貿易環境の重大な変化により、オーストラリア農業界は、この国の残留検査プログラムが科学的根拠に基づいたものであり、NRSなどが実施する残留検査のデータが科学的精査にも耐えられるものでなければならないと考えるようになりました。これに対応して、NRSは、試験所の能力や実績の確認に多大な注意を払っています。

残留検査の主な目的は、製品中の残留の量を調べること、そしてその量が国際基準の制限内であることを確認することです。また、それが制限を越えている場合には、担当当局に喚起し、発生源において改善措置が取られ再発を防止することにあります。

この調査は、オーストラリアが汚染のないクリーンな食肉の生産者であることを確認するために開発されました。